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GABA(ギャバ; γ-アミノ酪酸、 4-アミノ酪酸)

key word
γ(gamma)-aminobutyric acid, 4-aminobutyric acid
意味
アミノ酸のひとつ。神経細胞などに存在して、抑制性の神経伝達物質(神経細胞の情報伝達に関わる物質)として働きます。脊椎動物の脳には普通にみられ、サーカディアンリズムの中枢時計があるとされる視交叉上核のほとんどの細胞がGABAを合成しています。
時間生物学との関わり
GABAは視交叉上核内部の神経細胞の働きをコントロールしていて、サーカディアンリズムを増幅する働きがあると考えられています。動物の脳の切片を用いた実験では、外から与えたGABAは、夜間は視交叉上核細胞の電気活動を抑制し、昼間はその活動を高めるとされます。ただし、食物などで体外からGABAを摂取しても、それがそのまま神経伝達物質として脳に到達して利用されることはありません。
参考文献
○「生物時計の分子生物学」 (シュプリンガー・フェアラーク東京、1999) p.162, p.174
○「生化学辞典 第3版」 (東京化学同人、1998) <γ-アミノ酪酸> の項目、p.74
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